ゴキブリ駆除を自分でやる方法|種類別の対策と駆除手順を解説

- 自分でやる駆除の基本は、殺虫剤・毒エサ・隙間ふさぎ・清掃・侵入経路カットの5本柱。
- 目の前の1匹は殺虫スプレーで、見えない巣の駆除は毒エサとくん煙剤で対応する。
- 殺虫剤がない時は45度以上の熱湯や食器用洗剤でも動きを止められる。
- 死骸はメスが死ぬ間際に産卵することがあるため、周辺を洗剤付きの雑巾で拭く。
- 掃除機で吸っても気絶するだけで復活することがあるので、吸引後の処理に注意する。
ゴキブリ駆除 自分でやる方法の結論

自分でのゴキブリ駆除は、①殺虫剤の使用、②毒エサの設置、③隙間をふさぐ、④清掃で餌を断つ、⑤侵入経路を減らす、という5つの組み合わせが基本です。
どれか一つだけでは足りません。私が駆除業者に同行して何度も感じたのは、結局「餌と隙間を潰さない限り、何匹殺してもまた出る」ということ。スプレーは対症療法で、毒エサと環境改善が根本対策です。
所要時間の目安はこんな感じです。目の前の1匹を仕留めるのは数分。毒エサの設置と隙間ふさぎを家中やるなら、休日の半日。難易度は決して高くありません。
| 道具 | 役割 |
|---|---|
| 殺虫スプレー(エアゾール剤) | 目の前のゴキブリを直接駆除する |
| 毒エサ(ベイト剤) | 見えない場所の巣ごと駆除する |
| くん煙剤・くん蒸剤 | 家中をまとめて駆除する |
| アルミテープ・防水パテ | 隙間をふさいで侵入と潜伏を防ぐ |
| 粘着シート | 生息場所や数を確認する |
すぐに実践出来るゴキブリ駆除対策
今すぐできて効果が高いのは、毎日の清掃で餌を断ち、台所の隙間をふさぐことです。

わずかな食品クズも栄養源になります。食材・調味料・生ゴミを長時間放置せず、毎日の清掃を徹底するだけで、ゴキブリが居着きにくくなる。地味ですが、ここが一番効きます。
冷蔵庫の裏やコンロの下といった物陰のゴミ、調理くずも餌になります。事前に掃除しておくのが推奨されています。
食品や生ゴミ、排水口の汚れを放置すると、ゴキブリが病原体を運ぶおそれがある。掃除は美観の話ではなく、衛生の問題です。
すぐに実践出来るゴキブリ駆除・対策方法をご紹介します
駆除と対策は「殺す」「巣ごと潰す」「入れない」の3段階で考えると整理できます。
市販のエアゾール剤は、用法・用量に従って出没場所を中心に部屋の隅へ噴霧するのが基本。発生数が多い場合は、煙霧剤などを併用する方法が案内されています。
殺虫剤を使いたくない家庭なら、ゴキブリ用の毒エサを出没場所に配置する方法があります。小さな子どもやペットがいる家でも、置き場所を選べば使えるのが利点です。
| やりたいこと | 使う手段 | ひとこと |
|---|---|---|
| 目の前の1匹を即駆除 | エアゾール剤 | 部屋の隅へ用法どおり噴霧 |
| 見えない巣ごと減らす | 毒エサ(ベイト剤) | 出没場所に配置して待つ |
| 家中をまとめて駆除 | くん煙剤・くん蒸剤 | 見失った時にも有効 |
| 数や場所の確認 | 粘着シート | 駆除より調査向き |
対策の為には まず 敵(ゴキブリ)を知ろう!

効率よく駆除するには、まず家に出ている種類を見分けることが近道です。
日本の家屋でよく見るのはクロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリの3種。種類によって出る場所も対策の重点も変わります。
共通するのは、ゴキブリが日中に狭い隙間へ潜む習性です。だから台所の流し台やレンジ周辺の隙間を、アルミテープや防水パテでふさぐ対策が効きます。潜む場所を奪えば、それだけで数が減る。
クロゴキブリ
クロゴキブリは家庭でもっともよく見る大型の種で、黒光りした体が特徴です。

成虫は3〜4センチほどで、屋外から侵入してくることが多い。台所や浴室など水回りに出やすく、夜になると活発に動きます。
このタイプは屋外からの侵入を防ぐのが要です。内外装の隙間をていねいにふさぎ、排水口におわん型トラップがなければ設置する。入り口を塞ぐのが一番こたえます。
チャバネゴキブリ
チャバネゴキブリは小型で繁殖力が強く、屋内に定着しやすい厄介な種です。
体長は1〜1.5センチ程度と小さく、茶色っぽい体色。飲食店の厨房で大発生するのはたいていこの種です。寒さに弱く、暖かい屋内を好みます。
数が多くなりやすいので、毒エサとくん煙剤の併用が向いています。1匹見たら裏に何十匹いると思ったほうがいい。私が取材した現場でも、増えると本当に手がつけられなくなる種でした。
ワモン ゴキブリ

ワモンゴキブリは大型で、暖かく湿った場所を好む種です。
体長は4センチ前後と国内最大級。前胸部の輪のような模様が名前の由来です。ビルの地下や排水まわりなど、暖かく湿った環境で見られます。
湿気を断つのが効果的です。浴室や流し台の排水口にトラップを設け、隙間をふさぐ。大型でスプレーでも倒しにくいので、出没場所に毒エサを併用すると確実です。
ゴキブリを見つけたときの対策
見つけた1匹は殺虫スプレーで、見失ったらくん煙剤で対応するのが基本です。

ゴキブリを見失った場合でも、家中をまとめて駆除したいならくん煙剤・くん蒸剤が案内されています。逃げ込んだ先を追いかけるより、空間ごと処理したほうが早い。
くん煙タイプを使う時は、火災報知器に覆いをかけ、食器や精密機器を養生し、部屋を密閉する手順を守ってください。使用後は十分に換気します。
待ち伏せタイプの殺虫剤は、通り道にあらかじめ噴霧しておき、その上を歩いたゴキブリを駆除する仕組み。冷蔵庫の裏や家具の隙間など、よく通る場所に使うと効きます。
粘着シートは駆除というより、どこに何匹いるかを確認する調査向き。設置して数日でかかった場所が、潜伏スポットの目印になります。
殺虫スプレー(エアゾール剤)による駆除
エアゾール剤は、用法・用量に従って出没場所を中心に部屋の隅へ噴霧します。
手順はシンプルです。1.ゴキブリに直接、または逃げ込む先の隙間に噴射する。2.動きが止まるまで噴霧を続ける。3.完全に動かなくなったのを確認する。ここまでできていれば駆除は成功です。
仕留めた後の処理が大事。殺虫スプレーをかけた後は、紙などで包んでビニール袋に入れ、しっかり封をして捨てる方法が紹介されています。素手で触らない。
殺虫剤が手元にない時の対策

殺虫剤がない時は、熱湯や食器用洗剤でも動きを止められます。
ただし注意点があります。掃除機で吸った場合は一時的に気絶させるだけで、しばらくすると復活することがある。吸ったから安心、ではありません。吸引後の袋の処理まで気を抜かないでください。
洗剤を直接かけると気門がふさがれて動けなくなります。台所にあるもので応急対応するなら、これが現実的です。私自身、夜中にスプレーを切らしていた時はこれで凌ぎました。
ゴキブリの卵や死骸を発見したら
死骸を見つけたら、周辺を洗剤付きの雑巾で拭くかブラシで洗ってください。

理由があります。ゴキブリのメスは死ぬ間際に産卵することがあるため、死骸の周りに卵が残るおそれがある。だから死骸を片付けるだけでは不十分で、周辺の清掃までがワンセットです。
卵鞘(らんしょう)は硬いカプセル状で、殺虫剤が効きにくい。見つけたら潰すか、袋に密閉して捨てるのが確実です。
よくある質問
自分で駆除を始める前に、よく一緒に検索される疑問にまとめて答えます。
よくある質問
ここまでやれば、自分でのゴキブリ駆除はほぼ形になります。最後に一言だけ。スプレーで満足して隙間と餌を放置すると、必ず戻ってきます。面倒でも掃除と隙間ふさぎを先にやってください。それが一番効きます。
